こんにちは。
早いもので、もう11月も終盤。
あっという間ですねえ!
コロナの影がじわじわと忍び寄り、
お客さんが目に見えて減ってきて、
新作映画の公開も延期・・・
それが今年の初めごろでしたねえ。
マスク、アルコール消毒、ソーシャルディスタンス・・・
なんだかいろんなことが急激に変わっていった1年間でしたが、
気が付いたらそれが当たり前になっていました。
ここ数日、どうもまたそのときのような嫌な空気が日本中を覆ってきたようで、
まだこの先もどうなることやら、という感じですが、
自分にできることをとにかくできるだけやって、
できればなるべく日常生活を維持しつつの終息を願うばかりですね。
さてさて、「鬼滅の刃」はだいぶ落ち着いてきたところです。
(C) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
あれ?全然空席あるけど!?
全席販売なのに、自動的にソーシャルディスタンスになってるじゃん(^_^;)
という状態。
公開当初よりはだいぶ余裕をもって観られるようになったので、
一応ネットで空席チェックをしながらでいいので、鑑賞をご検討ください。
ちなみに土曜日からはまた新しい入場者プレゼントの配布が始まります。
中劇でももらえますので、ぜひゲットしてくださいね。
そして先週末からは「スタンドバイミードラえもん2」も公開に。
(C) Fujiko Pro / 2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners
でも、お客さんの入りはちょっと寂しい。。。。(*_*)
こちらも自動的にソーシャルディスタンス。
予告で号泣した人がここにいるし、
大人も子供も楽しめる、さすがのドラえもんなので、
ぜひ大きなスクリーンでご覧ください。
いつものドラえもんシリーズよりも柔らかく優しいタッチのドラえもんワールド。
グッズもかわいいんですよ!
私はふわふわのドラえもんの顔ポーチを狙っています♪
映画もですが、グッズも大人心をくすぐるものばかりなので、
観たあとはぜひグッズをチラッと覗いてみてください(*‘∀‘)
そして、お知らせがもう一つ。
先日、惜しまれつつ上映終了した「ミッドナイト・スワン」。
こちら、復活することになりました!!!
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners
そう、急に入ってきた「鬼滅の刃」のために、
10月末から11月にかけて、
そこそこちょうどよくお客さんが来てくれていた映画たちをいくつかやむなく終了することになったのですが、
そのなかでも根強い人気だった「ミッドナイト・スワン」をもう一度上映できることになったのです♪
前回、急に終わってしまったので観られなかったという方も、
もう一度観ておきたかったーなんていう方も、
これで観ることができますね!
しかも、11月29日(日)には13:00から、
草彅剛、内田英治監督登壇予定の舞台挨拶付き上映がっ( *´艸`)
通常の入場料金だけでお二人のトークも聞けるので、
都合が合いそうだったらぜひ♪
そういえば、ネットでのみですが紙版の映画パンフレットが買えるようになったので、
欲しかった方はぜひこちらからチェックしてみてください!
上映中もたくさんのお客様から「パンフレットほしいのにー!」と言われていたんですよねえ。
コロナの感染拡大防止のため販売に伴う接触を避けるため電子書籍のみでの販売だったという、まさに優しさの塊。
でもやっぱり紙版が欲しいとの要望が多かったのでしょうね。
紙版も販売することになり、ネットでのみ販売。
しかも送料込み!ありがてえ!
…私も欲しい。。。
今回の復活上映でも劇場での販売はありませんので、
欲しい方は、買えるうちにネットで手に入れてしまいましょうね!
それから、公開から少し遅れてしまいましたが、
「ホテルローヤル」のお話も少し。
(C) 桜木紫乃/集英社 (C) 2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
いやー・・・よかったですよ!!!
原作は、累計発行部数90万部を超える桜木紫乃の直木賞受賞作。
原作者の実家だったラブホテルを舞台にした連作を映画化したもの。
原作通り、札幌と釧路を中心に全編北海道で撮影された、
北海道・釧路湿原を望む高台にあるラブホテルで繰り広げられる30年にわたる悲喜こもごもの人間ドラマです。
ラブホテルの一人娘が波瑠、
その父親を安田顕、
母親を夏川結衣。
すっごくいい!!!
そして従業員の余貴美子(さすがのザ・余貴美子でした!)、
アダルトグッズの営業マン・松山ケンイチ、
年齢的に演じるのがギリギリのJK(女子高生)役の伊藤沙莉をはじめとしたホテルの客たちまで、
まあ~・・・絶妙なバランスのキャスティング!
なかでも、絵に描いたような北海道の男・安田顕(北海道人ですもんね!自分の父親もこんな男だったと語っていました。)、
そして本来の青森訛りをあえてそのまま出したという朴訥な松山ケンイチ(青森出身で北海道に住んでいるイメージだったそうです)がいい!
もう、キャスティングですでに勝ち!
何がというほど大きな出来事が起こるというわけではないけれど、
すでに廃墟となったラブホテルから始まるオープニング、
そこから少しづつ時間を遡る形で描かれていく面白い作り。
30年にわたる小さなラブホテルの人間模様と家族の姿が、
滑稽で、リアルで、
おかしくて、妙に共感できて、
ときどき胸が苦しくなって、
そして涙。
(C) 桜木紫乃/集英社 (C) 2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
大人になってやっとわかる親のことや家のこと。
あるとき急に何かに気付くとき、考えるときがくる。
人間が初めて何か大きな決断をするとき、
そういう瞬間を切り取った成長物語でもあり、
何かを手放して次へ踏み出す青春ドラマともいえるお話です。
子育てと介護で疲れた夫婦、
離れて暮らす母と息子、
帰る場所のない女子高生と教師、
そして破天荒な父親と無駄に美しい母親が営むラブホテルの一人娘。
広大な自然に囲まれたラブホテルの小さな部屋が織りなす、
せつなくて滑稽な人間ドラマ。
田舎町の窮屈な空気感とか、
常にどこか居心地が悪そうで自分のこともまるでひとごとのように見てる感じがする女の子(波瑠ちゃんのその雰囲気がピッタリでいい!)とか、
めんどくさいけど突き放すことのできない家族関係や、
深い関係なんてわけじゃないしずっと続くわけでもないけどあったかかったりせつなかったりする人間関係とか、
とにかくいちいちリアルで、
なんか自分の周りのそのへんにあった出来事のような気すらしてくるんです。
なんだか寂しい夫婦関係や、
嫌で嫌で仕方なかった家業なんかも、
最初からそうだったわけじゃないんだよな。。。
どんなことでも、いろんな時間の積み重ねでそれぞれ形を変えていくものなんだな。。。
そんなふうに優しい気持ちになれる映画でした。
ちゃんと笑えて、ときどき胸が痛くなったりもしながら、
ラストは・・・・・・・
最高です。
すっごくせつないけど、すっごくあったかい。
それがあるからまた歩いていける、
そんなすがすがしい涙があふれる作品。
ちなみに、エンドロールで泣いてしまったと語っている原作者の桜木紫乃さんが、
映画の公式サイトに、
映画公開記念特別書き下ろし「もうひとつのホテルローヤル」
を寄稿しているのですが、
こちらもすっごくいいのでぜひ読んでみてくださいね!
さてさて、気温も急に下がっていよいよ本気の冬を迎えようとしている盛岡。
しんどいですねえ(>_<)
雪かき、灯油代、いろんな感染症。
考えると気持ちが沈んでくるので、
いつも現実逃避ばかりしている私です。
先日は、平日休みに前々から予定していた病院と役所や銀行回りなんかをいきなり全部ブッチ切って映画を2本観てきました。
だって、なんかいろいろムカムカして爆発しちゃったんだもん( `ー´)ノ
あー、気持ちよかった♪♪
え?人としてどうなのかって?
いいんですよ、そんなもん。
自分の機嫌は自分でとんなきゃ誰がとってくれるんですか!(逆ギレ)
なんか、歳をとって思うのは、もうほんとこれ。
大事なのはメンタル!!
身体のことなんか二の次でいいんですよ。
楽しい!スッキリした!気持ちいい!
心が元気なのが一番ですね!
映画観て、ビールがっつり飲んで、イケメン眺めて、やっと復活!
はいはい、行きますよ病院ね。たいした用事じゃないけどさ。
なんか病院行くのって気が進まないですよね。
心が復活したから今度は行きます(;'∀')
みなさんもこのご時世ですから、
なんだか気分が冴えなかったり気持ちが沈んでしまったりすることもあるかと思いますが、
我慢しすぎたり気持ちをおさえこんでばかりではなく、
たまには心を解放したり、がんばってる自分にご褒美をあげたりしながら、
(私は自分にご褒美あげすぎと言われていますが。。。元気ならいいじゃんね!!)
一日、一日を健やかに過ごしていきましょうね!
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/