なんか・・・暑いですね。。。
5月なかばに、まさかの「暑いですね」。
しかも週末は30℃予想(゚Д゚)ノ
今年も大変な夏になりそうです。。。
10連休も終わり、子供映画も落ち着き、
静かな(静かすぎる)毎日に戻った中劇です。
ちょうど、6月には1970年代の激動の中国を舞台にした青春映画「芳華」、
(C) 2017 Zhejiang Dongyang Mayla Media Co., Ltd Huayi Brothers Pictures Limited IQiyi Motion Pictures(Beijing) Co., Ltd Beijing Sparkle Roll Media Corporation Beijing Jingxi Culture&Tourism Co., Ltd All rights reserved
そして在宅医療をテーマにした爽やかであたたかい人間ドラマ「ピア まちをつなぐもの」の公開を控えて、
(C) 2019「ピア」製作委員会
〝ちょっと作品としては地味だけど、観たいはずの人が確実にいるジャンル”だと思い、ちょっと手が空いた時期でもあるし、
ちょっくら本気で宣伝してみよう!
というわけで、「芳華」のほうは中国の方や中国の文化に興味のある方へ、
「ピア」のほうは医療や介護などを勉強している学生さんたちなどに向けた宣伝をがんばってみました。
「芳華」は、私がどうーーーしても中劇で上映したいっ(>_<)!!
ということで必死で(無理やり)ブッキングした作品なので、
それはもう思い入れがハンパないわけで、
時代的にも大好物の1970年代、
しかも大好物の中国映画、
そもそも中国本土では一か月で興収230億円という爆発的な大ヒットを記録した映画なので、
マジでたくさんの人に観てもらいたいっ!!
・・・・なので。
中国の方知ってるよ!とか、
中国好きの人知ってるよ!
なんて方はぜひ、この映画のこと教えてあげてくださいね!
先日、中国の方がこの映画のチラシを取りに来て、
「中国人は、みんなこの映画を観たいです」
ということを教えてくれました。
文化大革命や毛沢東の死、中越戦争と、
まさに激動の時代の1970年代・中国を舞台にした若者たちの青春。
良かったですよ~( ;∀;)!!
気になってる方はぜひ劇場に観に来てくださいね!
6月14日公開なので、もう少し近くなったら詳しくご紹介します♪
公式サイト→http://www.houka-youth.com/
もう一本の「ピア まちをつなぐもの」は、
介護をテーマにした前作「ケアニン」のスタッフが再び集結して製作された作品で、
日本医師会や日本薬剤師会、日本看護協会etc...などが本気で特別協力、
日本介護福祉士会、日本栄養士会etc...などが本気で後援、
厚生労働省がガチで推薦、
そして文部科学省選定という、マジでガチな作品。
在宅医療に関わる医師を中心とした現場への取材、情報収集を重ねて、
多職種がチームとして連携しながら在宅医療や介護、看取りに懸命に取り組む姿を描いた感動作です。
こちらも、もしも周りに医療や介護などに携わる方や勉強中の方などがいたらぜひ、
この映画のことを教えてあげてくださいね!
公式サイト→http://www.peer-movie.com/
そうそう、明日から公開の作品のご紹介をしないとね。
「空母いぶき」
(C) かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ
こちらは、「沈黙の艦隊」「ジパング」などのかわぐちかいじのコミックを原作にしたミリタリーサスペンス。波留間群島の一部占領を受け、現場に向かう航空機搭載護衛艦の乗組員の運命を多角的に映し出す、男くさくてマジで熱い空前のクライシス超大作。
しかし驚くのはなんといっても、出演キャストの豪華なこと!
それぞれ普通に主演映画が作れるくらいの豪華メンバーが、
これでもかというくらいにてんこもりで登場。
自衛隊初航空機搭載型護衛艦「空母いぶき」の艦長に西島秀俊!
それを補佐する副長に佐々木蔵之介!
し・・・渋いっ!
さらに〝渋い“の教祖(?)藤竜也まで出てくるんだもの!
そして総理大臣が佐藤浩市!
戦闘シーンには出てきませんが、コンビニ店長役の中井貴一もいい味出してます。
渋すぎて悶えますねえ( *´艸`)
ほかにも玉木宏、市原隼人、村上淳に吉田栄作、戸次重幸、
女子は本田翼に斎藤由貴と豪華すぎ!
このメンバーで、戦後日本最大の危機的状況の24時間を描こうってんだから大変ですよ。
2時間ちょっとじゃ足りないでしょう!
2時間14分ですけどね。
つまり、この豪華メンバーを、まるでラーメンの具かのように贅沢に使った超ド級のエンタテインメントなんでね、
面白くないわけないでしょう!
「今日は給料日だからねー、贅沢に全部乗せで♪」
じゃなくて!
ラーメンズ片桐さんも出てるしね♪
でもないよ!
このゴージャスさが、テーマ的に暗く重くなりがちなミリタリーサスペンス作品にエンタメ感を加えてくれているので、
あまり深刻になりすぎずに女子も、なんなら子供でも(男子でしょうけどねー。)楽しめるエンタテインメント作品になってます。
そもそも、日々変わりゆく国際情勢に加え、
扱うのにかなり気を遣うデリケートな題材なので、
方向的にはどちらかというと最初からエンタメ方面に舵を切った作品といえるでしょう。
世界が再び「空母の時代」へと突入した20XX年を舞台に、
日本という国の置かれているリアルな国際情勢を描ききった、
先の読めない手に汗握る超ド級のエンタテインメント大作。
空母、潜水艦、護衛艦がズラリの超クールなリアリティも大きなスクリーンで観てこその醍醐味だし、
「攻撃されても戦争はしない」という『専守防衛』に徹して敵に立ち向かう日本ならではの応戦による戦闘シーンも圧巻。
ともすれば世界中を巻き込む大きな戦争へと発展しかねないギリギリの状況下で、
かたくなに専守防衛に徹する日本人らしい生真面目さや、
自衛隊という組織と自衛官たちの姿や考え方、
そして現代の安全保障上の厳格なルールをリアルに描き切った珍しい映画。
そういった、漠然としか知らなかった世界やその裏側を知ることもできる、
知的好奇心も満足の一本です。
公式サイト→https://kuboibuki.jp/
もう一本は、、、、、「貞子」。
(C) 2019「貞子」製作委員会
貞子って・・・・あの?そう、20年前に日本映画界を席巻した「リング」のあの貞子が、
この現代のSNS時代に再び降臨。
〝見たら呪われる”から、〝撮ったら呪われる”へ。
貞子もアップデートしていくというわけですね。
ただし今回は、「貞子3D」とか、「貞子vs伽那子」なんていう、もうもはやギャグのような続編ではなくて、
「リング」で日本中を震撼させた中田秀夫監督が、
本気で原点回帰して真の恐怖を現代人に叩きつける最恐ホラー。
そういえば、中田秀夫監督といえば、
最近では盛岡を舞台に舘ひろし主演で日本アカデミー賞だけでなくモントリオール国際映画祭で最優秀男優賞も受賞した「終わった人」で注目を浴びていましたね。
ホラー感ゼロで良質のコメディドラマを撮り、
これからさらにいろんなジャンルの映画を作っていくのかな・・・
と思いきや、ここでまさかの原点回帰!
面白い・・・!
個人的には、劇場で販売するパンフレットに「新旧貞子役の女優さんの対談」が載っているのにウケました。
貞子vs貞子って!
いや、貞子スタイルじゃなくて普通の女優さん姿ですけどね。
もう今では、「貞子」じたいがキャラクターとして成立している感じですもんね。
今回の映画では「貞子グッズ」も販売。
ゴリゴリの貞子がプリントされたハンガーなんかもかなりウケましたが、
なんとキューピー×貞子のストラップなんかはかわいいんだか怖いんだかで爆笑でした。
キューピーの目!!
ていうか、井戸付いてるし!
ウケる!
気になる方はぜひ劇場に買いに来てくださいね!
公式サイト→https://sadako-movie.jp/
「午前十時の映画祭」では、映画史上に燦然と輝く愛の名作「風と共に去りぬ」を上映中。
名作ですよ、ほんとに名作。4時間だけど(^_^;)
そんなこんなで、いま現在、その4時間の名作を含め2スクリーンしかないのに8本の作品を抱えているという、意味の分からない状態の中劇です。
・・・さすがに詰め込みすぎでしょ(-_-;)
いくら断り切れなかったとはいってもさ・・・。
そしてこの、インドの列車か、お盆の新幹線かってくらいにぎゅうぎゅう詰めの状態はまだまだ続く・・・。
7月の「ポケモン」までは、作品は入れ代わりがありますが、
このむりやり詰め込んで口から食べ物が溢れているような状態で走り続けることが決定している中劇。
早朝もレイト上映も連日です。
「貞子」観るなら夜だよねー!
さんさんと太陽が輝く暑い昼間に「貞子」・・・・じゃないよね~(;'∀')
ってことで中劇のレイト上映は1,100円と安いですからね。
久しぶりの本気のホラー、夜の鑑賞がおすすめです。
そんなにやっても、お客さんが来なくちゃあしょうがない。
みなさま、「ポケモン」までの「大人の映画月間」、
今回ちょっとだけご紹介した「芳華」と「ピア」だけでなく、
6月7日公開「ブラック・クランズマン」
(C) 2018 FOCUS FEATURES LLC, ALL RIGHTS RESERVED.
6月28日公開「凪待ち」
(C) 2018「凪待ち」FILM PARTNERS
「ハッピーアイランド」
(C) ExPerson2019
と、なかなか楽しみな作品がそろいました。
ぜひ中劇の作品たちもチェックして、
映画を観に来てくださいねー!
★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/ 携帯→ http://www.chugeki.jp/mobile